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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
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「…では、今日から24時間警護でよろしいですね?」

「ええ、よろしくお願いします」

「失礼ですが、そのストーカー男とは面識はありますか?」

「ないわよ、だから気持ち悪いの」


女性は眉間にシワを寄せた。


「わかりました。では早速準備致しますので、少々お待ちください」


そう言うと圭吾は書類を持って個室を後にした。
デスクに座っている祐司と護に「依頼だ」と一声かける。


「依頼人の名前は、青木綾さん。一週間前から、見知らぬ男にストーカーされてるようだ。なので今日から2人体制で24時間、交代で警護する。まずは今から俺と祐司、深夜に護と交代。念のため防刃チョッキを着用すること。以上」

「了解」


オフィス内が張り詰めた空気に変わる。
圭吾と祐司は防刃チョッキを身につけた後、特殊警棒、無線機、催涙スプレー、ライトを装備した。


その様子をつばきは、遠目からこっそりと見つめていた。


(…かっこいい…)


もうこの光景を何回見ただろう…
男性が真剣に働く姿は、いつ見ても惚れ惚れしてしまう。


準備し終えると、祐司はつばきの方に振り向いた。


「行ってくる」

「気をつけてね」


祐司は優しい瞳で微笑んだ。
つばきも満面の笑みで送り出す。
いつの間にかこれが2人の日課になっていた。


「じゃあ行きましょうか」


依頼人の青木綾を引き連れて、圭吾と祐司は事務所を出て行った。


「行っちゃった…」


つばきは寂しそうに呟いた。


どんなに毎日会っていても、目の前からいなくなると急に寂しくなる。
祐司の存在がどんなに大きいか、思い知らされるのだ。


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