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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
「まあまあ、好きなら理解してあげなきゃ!」

「そうだけど…」

「あ、そうだ。さっき圭吾さんと話してたんだけど、駅前に新しいケーキ屋さんが出来たんだって! だから今度みんな誘って行こうと思って」

「俺たちも?」

「うん」とつばきが頷くと、護はパアッと表情を明るくさせた。

「ありがと、つばきちゃん!」


つばきはフフッと微笑んだ。



─────

時刻は16時。
祐司たちは駅の構内にいた。
周りには学生やサラリーマン、OL風の女性、家族連れなど様々な人が行き交っている。
圭吾と祐司は綾の前後に立ち、周りを警戒しながら歩いていた。


本来なら人目は避けたいが、「車の移動は渋滞に巻き込まれて時間通りに動けないから」と綾から言われ電車を利用することになった。


ホームには沢山の人でごった返している。
先頭に立つ圭吾は人の間をうまく縫って歩いていた。


「この辺りでいいですか?」


圭吾が聞くと、綾は首を横に振った。
もっと先に行けと目で訴える。


「同じ車両じゃないと嫌なの」

「…青木さん、相手はあなたの行動パターンを知っています。車両は毎日変えたほうが…」

「なんで私が変えなきゃいけないのよ、だからそのためにあなたたちを雇ったのよ?
しっかり守ってくれるわよね?」


綾は圭吾の言葉で機嫌を悪くしたようだ。


「…申し訳ございません。あなたのことは私どもがしっかりお守り致します」


圭吾はにっこりと微笑み、再び歩を進めた。


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