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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
電車がホームに入ってきた。
ドアが開くと、車両はあっという間に満員になる。


祐司たちは守りやすいように角を陣取った。
綾に背を向けて囲むように立つ。
祐司たちに人間の圧力がかかるが、2人の壁は容易に崩れない。


電車が動き出した。
神経を研ぎ澄まし、不審な動きをした者がいないか周りを警戒する。


『畑中~、畑中~』


20分後、祐司たちは無事に下車することが出来た。
だが駅の改札口を過ぎた辺りで、ふと視線を感じる。


「待ってください」


祐司が声をかけると、圭吾と綾は歩を止めた。


「どうした?」


祐司は目線を時計回りに動かして行く。


「…今、視線を感じたんです」


祐司の言葉に、圭吾も周りを見渡した。
さっきよりは人が少ないため、不審な動きをした者がいれば見つけやすい。


その時、祐司の目が何かを捉えた。
駅の構内の柱に人影がいる。


祐司が動こうとすると、


「ちょっと! いつまでここにいる気!?」


綾の叫び声で、その人影は綾たちとは反対方向に歩き出した。
後ろ姿は黒いシャツにジーンズを履いた男性だった。


(気のせいか…?)


祐司たちは再び歩き始めた。



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