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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
男はエントランス付近でウロウロし始めた。
エントランスは住人専用のパスワードを入力しないと入れないようになっている。


圭吾は男に気づかれないよう、背後から歩いて行った。


「何か用ですか」


一声かけ、男の肩に手を置く。
瞬間「ひっ…」という声と共に、男は体をびくつかせた。


「…失礼ですが、あなたさっき駅の構内にもいましたよね」

「し…知らない…」


男は後ろを振り向かず、震えた声で答えた。


「そうですか…それは失礼しました」


圭吾が男の肩から手を離すと、男は突然マンションの入り口まで走りだした。
だが、入り口付近で待機していた祐司に阻まれてしまう。


「ど…どいてくれ!」


明らかに怪しい男を祐司は鋭い目つきで睨んだ。


「どけって言ってるだろ!!」


男は強行突破しようとするが、祐司はとっさに男の腕を掴んだ。
そして…


「青木綾を知っているか?」

「!!」


不意に知っている名前を言われ、男は思いっきり動揺してしまう。


「あ…いや…その…」

「知ってるんだな?」

「…はい…」


男は素直に認めてしまった。



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