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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
「…だそうです、どうしますか?」


祐司は男の腕を掴んだまま、男の背後に立っている圭吾に話しかけた。


「…い、いつの間に…! 一体あんたたちは何者なんだ?」


男は祐司と圭吾を交互に見た。


「青木綾さんのボディーガードですよ」


圭吾が答える。


「ボディーガード?」

「あなたは一週間前から、彼女をストーカーしていますね?」

「ストーカー? 僕はそんなことしてない!」

「…じゃあ、言い方を変えましょう。毎日、青木綾さんの後を追いかけてませんか?」

「そ…それは…」

「彼女は一週間前から誰かが自分をつけ回しているからボディーガードをしてほしい、と我々に依頼してきたんです」

「そ…そんな…僕はただハンカチのお礼がしたくて…」


男は急に弱々しく言った。


「ハンカチ?」

「…二週間前、駅のホームで彼女と会ったんだ。転んで鼻血出してる僕に、彼女は大丈夫?って声かけてくれて…ハンカチを貸してくれたんだ」

「……」

「返さなくていいからって言われたけど、彼女の笑顔がどうしても忘れられなくて…一週間彼女を探し回った。そしたら電車の中で偶然彼女を見つけて、それからずっと毎日話しかけるタイミングを見計らっていたんだ…。だけどこれがストーカーになってしまうなんて…」


ショックだ、と男は肩を落とした。


「そうですか…ではあなたの話が本当なら、彼女は嘘をついてることになりますね」

「…どういうことですか?」


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