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ガーディスト~君ヲ守ル~
第15章 《番外編》死んでもストーカーする男(前編)
問いかけたのは祐司だった。


「彼女は見知らぬ誰かと接触した覚えはないし、ストーカーとは面識はないと言っていました。ハンカチをくれたのは、本当に彼女に間違いないんですね?」

「絶対に彼女だ…だってハンカチに名前が書いてあったから…!」


そう言って男はジーンズのポケットからハンカチを取り出した。
そこには小さく『青木綾』と書かれている。
圭吾はそれを確認すると、右手を顎に当てしばし考え込んだ。


「…彼女に確認してみましょう」


そう言って圭吾は携帯で綾に連絡を取る。
二、三言葉を交わすと携帯を懐にしまった。


「今から来てくれるそうです」


圭吾の言葉に男は固唾を飲んだ。
こんな形で彼女に会えると思わなかったので、緊張が走る。


数分後、ラフな格好で綾は現れた。
カツカツとヒールを鳴らし、不機嫌な表情で男の前に立つ。


「私をストーカーしていたのはこいつなの?」


綾は男を睨んだ。


「この男に見覚えはありますか?」

「ないわよ!気持ち悪い」

「通勤途中に彼にハンカチを貸してあげたことは…?」

「そんなことするわけないじゃない!」


綾はハァッと息を吐いた。


「今すぐこいつを警察に突き出して。じゃないと安心して生活できないわ」


そう言って、綾はその場から離れようとした。



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