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ガーディスト~君ヲ守ル~
第5章 姿をうつすもの
(はぁ…お腹すいた…)


つぐみはお腹を抑えた。
あまり余裕がないので今日のお昼はおにぎり一個のみ。朝も食べる気がせず、水だけで済ませていた。


「東さん、どうしたの? 顔色悪いよ?」


隣に座る同じバイトの女性、佐藤が声をかけてくれる。


「いえっ…大丈夫です…」


(集中しなきゃ…)


つぐみは気を取り直し、パソコンに向かう。
データを打ち込みながらふと祐司のことを思い出した。


(さっき会った時に言えなかった…頼れるのは村上さんしかいないって…。
自分から断ったくせに今更…。きっと呆れるよね…)

はぁ、とつぐみはため息をついた。


「東さん、このファイル棚にしまってきてくれる?」

ドンッと机の上に大量のファイルが置かれた。


「あ、はい…」


雑用も新人の仕事だ。
つぐみは席を立ってファイルを持とうとする。
が、突然グニャリと視界が歪んだ。


(あ、れ…?)


ドサッ…


意識を失い、つぐみは床に倒れてしまう。
バサバサと辺りにファイルが散らばった。


「東さん!」

目の前で倒れたつぐみに駆け寄る佐藤。


「誰か…誰か来て!」


すると目の前にスーツ姿の男が現れた。


「俺が連れて行きます。医務室に案内してくれますか?」


そう言いながらつぐみを抱きかかえたのは、祐司だった。


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