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ユキちゃんは悪魔。
第2章 窮屈からの解放
「お姉ちゃん…次ので行く?」
ユキは、満員の電車にしり込みする…
「え〜…面倒くさいよ〜、これに乗って早く要件済ましちゃおう?」
渋るユキを横目に…姉は混雑している電車にユキのてを引き…乗った…
どこかでイベントでもあるのか…
乗客のほとんどが…某アイドルグループ応援Tシャツを着ていた…
姉はユキの手を握っていたが…人の波に飲まれ…あっさり…手を離してしまった!!
だが…乗る前に…はぐれても、降りる駅で待ち会わせ!と、打合せ済みのお陰で…パニックにはならなかった!
ギュウギュウに詰め込まれ…車両にはもう人は乗れない状態!!
ユキは、アイドル応援隊の中に否応なしに取り残され…押し潰される!!
大人ばかりの…電車の空間に…
少し背の低いユキは苦しくても動く事ができないでいた!!
と――――…苦しいまま…電車は、ドアを閉め―――…
発車した―――――――…
姉とはぐれたが…
降りる駅は覚えている…大丈夫大丈夫…と、頭を上げる――――…
と…ユキと向かい合う男性と…
目が合った―――――…
男性は、某アイドルグループの応援Tシャツを着ていて…ユキは、その人のおへそ辺りに顔をピッタリと密着させる形になっていた…
「///…す…すみません」
ユキは、密着し…動けないことをその男性に謝る…