この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ユキちゃんは悪魔。
第2章 窮屈からの解放
ユキは、身動きが取れず…
息が荒くなる…
背中を押され…前の男性の胸へ顔をグリグリ押し付けられているのだ…
だが…その…男性の…視線が――――――…
怪しく…黒く…ユキを見つめながらも…
その奥の誰かを見ている様だった――――――…
しまいには―――――…
声には出ていないが…
男性の口元が…『ヤバイ…』と、小さく動いたのを…ユキは、見逃さなかった…
“ヤバイ…”
ユキは…この…エッチな視線を知っていた―――――…
だから…“ヤバイ”の……
意味も……
少しは理解していた―――…