この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ユキちゃんは悪魔。
第2章 窮屈からの解放
ユキは、降りる駅が近い事に反応を示したのだが…
自欲に没頭する男性は……
ユキの反応が…一緒に登り詰めるモノだと勘違いしてしまった――――――…
男性は、ラストスパートと言わんばかりに…電車の揺れと腰の揺れを大きくリンクし始めた!!
だが…ユキは――――…
降りなければ…姉とはぐれる…と――――…
その事ばかり考え…降りる体制を取る――――――…
「はぁ!はぁ!はぁ…んっ!んっ(さぁ……さぁ…アイドルと…一つになるんだ…ああああ…僕の天使!!君たちも僕と一緒に…逝こうね――――!!)」
男性は、妄想アイドルとユキを重ね……
フィニッシュに向かう!
―――――――…が…
電車が駅のホームに入ると…
降客の有無もあり…人の流れが出来た―――――――…
ふと…下半身への圧迫が消えた男性は…
己の胸で…悶え喘いでいた擬似アイドルが…
忽然と消えた事に…
今―――…気がつく…