この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手探りな絶望
第6章 溺愛


次第に
外は暗くなり

そろそろ
食事に出かけることにした



「何食べたい?」


一応
冬実にお伺いを
たててみた



なんでも・・


そんな答えが
帰ってくるだろうと
思って
あれこれと
女の子が好きそうな店を
思いめぐらせていると

冬実が
変なことを言い出した



「藤沢さん」



「ん~?」



「封筒の中
いくら残ってますか?」



「え?あ、あ~っと・・

5000円くらい・・かな・・」



適当だ。

わざわざ
封筒からなんて
金は出してなかったから。



「じゃあ
今日で全部・・
使っちゃいそうですね」



「あ、あぁ・・まぁ」



「グラタンがいいです」



「グラタン?
前に行った店?」



「はい」



「どして?」







「おいしかったから
もう一回・・食べたいです」






「わかった。いいよ」





大丈夫

今日が最期じゃねぇ


もう一回なんて言わず
何回でも
連れてってやるよ


でも
行こうな


丁度いいかもしれない



初めて
2人で食事した場所で






告白すんのも。
/317ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ