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手探りな絶望
第7章 献身

いつものコンビニを
通り過ぎ

坂道を下る



冬実と会った
スーパーを通り過ぎ

車の多い通りを
しばらく走ると
冬実のアパートは近い


帰りの坂道を登るのは
ちょっとキツイけど

昨日電話で
話したばっかだけど

3日前に
一緒に飯食ったばっかだけど



偶然冬実に会えないかな…



なんて
思いながら
ピッチを上げ
アパート近くの駐車場に
さしかかった



冬実の車を
駐車場に探したが

冬実の車はない



いないのか…残念。



そう思いながら
駐車場を通り過ぎ
アパート前を
通り過ぎようとした時

後ろに
車のヘッドライトを感じた



振り向くと

1台の車。




あっ!冬実だっ

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