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手探りな絶望
第7章 献身
俺はすぐ
足を冬実の
車に向けようとしたが

一瞬

迷いが頭をよぎった



気持ち悪くねーか?俺。

ストーカーみたいじゃね?



だよなだよな
うん
なんかやっぱ
引かれそう…


ちょっとそんなことが
気になって
俺の足は
車に背を向けたまま
走り出していた


あ、いや
でも……会いたいし

急に俺が
現れたら
驚くかも


そんな冬実も

見てみたい。



そんなこんな
しているうちに
車のエンジンは止まり
ドアが閉まる音が聞こえた



やっぱ会いたい


会いにこっ



俺は
そう決めて
Uターンをし
通り過ぎてしまった
アパートへと向かった


暗がりのずっと向こうに
冬実が見える


なんて声かけようかな…



その時
冬実が立ち止まった

バックを探る仕草が見える



そして
冬実の声



「もしもし……」





もしかして

お母…さん?
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