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第2章 暁の過去

ふと、首筋に見つけた痣

『…お前それ』

｢!｣

過敏に反応する暁

その反応が明らかにおかしかったから

『…んでもねーし。お前モヤシだよなー筋肉つければ？』

｢っつきにくいんだよ誰かさんみたいに筋肉馬鹿じゃねぇから!｣

『嫉妬は見苦しいぜー』

｢うぜぇ!｣

軽いジョークで暁の表情に笑みが戻る

『なんなら触ってみっか？可哀想なモヤシちゃん』

俺が意地悪な笑みを浮かべながら言えば

｢っくそ!｣