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兄の狂気
第2章 嫉 妬
なぜか2人分の食事をテーブルの同じ席に置いた
お兄ちゃんに首を傾げた。
「お兄ちゃ…」
「おいで、瞳」
小さく手招きするお兄ちゃんにつられて
ゆっくりソファから立ち上がり、
お兄ちゃんの元へ行くと。
「…!?」
穿いてたジャージのズボンと下着を
途中まで脱いで椅子に座ったお兄ちゃんに、
驚いて目を見開いた。
「…っ!?何して…っ」
反り立った太くて大きすぎるモノを目の当たりにして
思わず逃げようとしたあたしの腕を掴んで
抱き寄せられ、ベビードールを捲り上げられる。
「瞳のここに、入れたいんだけど」
下からあたしを見上げる熱のこもった妖艶な視線。
「や…ご飯、食べてから…」
「無理。待てない」
「…っ」
「今すぐ食べたい」
「っ、だから、ご飯…」
「じゃなくて、瞳を」
お兄ちゃんの、獲物を捕らえたような視線。
この視線に当てられたら、
あたしはもうお兄ちゃんに逆らえない…
「瞳…おいで?」
その言葉に、あたしは導かれるように
お兄ちゃんの肩に手をかけ、膝に座った。
ふ、と口角を上げるお兄ちゃんの首に腕を回し、
視線を絡ませる。
「…ほら。おいで」
「〜っ…」