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彼色に染まってく…
第3章 秘密の告白
『中学に入って
すぐくらいに
俺…気づいたんだ。
俺は
麻由莉に
ふさわしい男じゃない
って。
麻由莉を
幸せにするのは
俺じゃ
ダメなんだって…』
『…はい?
なに…?
そんなの
意味わかんないよ?』
『今日さ
麻由莉が俺を好きって
言ってくれて
正直…
すげぇ嬉しかった。
麻由莉が
俺の彼女になるなんて
絶対ありえないって
思ってたからさ…
でも
もしそうなったら…
俺は、確実に麻由莉を
傷つけてしまう。
俺…
麻由莉のこと
絶対泣かせるよ?』
佑貴はそう言って
私の方を見た。
少しだけ外灯に照らされた佑貴の表情を見て
すごく
ドキドキした…
なんだろ…この感覚…
初めて
佑貴を
男
って…
意識したみたいな
不思議な感覚…
そして
佑貴になら
泣かされてもいいって
一瞬思ってしまった。
そんな自分が
とても恥ずかしくて
全身が
カーッと熱くなる…
『麻由莉…?
なんかお前…』
『えっ?』
『…いや
なんでもない』
佑貴は私から視線を逸らした。
すぐくらいに
俺…気づいたんだ。
俺は
麻由莉に
ふさわしい男じゃない
って。
麻由莉を
幸せにするのは
俺じゃ
ダメなんだって…』
『…はい?
なに…?
そんなの
意味わかんないよ?』
『今日さ
麻由莉が俺を好きって
言ってくれて
正直…
すげぇ嬉しかった。
麻由莉が
俺の彼女になるなんて
絶対ありえないって
思ってたからさ…
でも
もしそうなったら…
俺は、確実に麻由莉を
傷つけてしまう。
俺…
麻由莉のこと
絶対泣かせるよ?』
佑貴はそう言って
私の方を見た。
少しだけ外灯に照らされた佑貴の表情を見て
すごく
ドキドキした…
なんだろ…この感覚…
初めて
佑貴を
男
って…
意識したみたいな
不思議な感覚…
そして
佑貴になら
泣かされてもいいって
一瞬思ってしまった。
そんな自分が
とても恥ずかしくて
全身が
カーッと熱くなる…
『麻由莉…?
なんかお前…』
『えっ?』
『…いや
なんでもない』
佑貴は私から視線を逸らした。