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彼色に染まってく…
第4章 佑貴の過去
『ま…麻由莉…?』
私は佑貴の胸に
抱きついたまま
言った。
『まゆはね…
ずっと…
こうやって
佑貴の胸に
抱きつきたいって
思ってたんだよ…?
さっきも
公園で
佑貴に
抱きしめて欲しいって
そんなことばっかり…
想像してたんだよ。
だから…
まゆも…
キモいでしょ?』
『え…?麻由莉…』
『まゆも…
佑貴と同じだよ?
キモいし
最低最悪だし
ドSじゃないし…
ド変態でもないけど…
佑貴と
同じ』
『麻由莉…
自分がなに言ってるか
ちゃんと…
わかってる?』
『…だって…
どんなに
ひどい話し聞いたって
どんなに
いやらしい話し…
されたって
まゆは
佑貴が
好きなんだもん…
佑貴じゃなきゃ…
ダメなの…』
『麻由莉…
俺のこと
許せるの?』
『許さない!』
『はっ?』
『だって!
まゆのこと
そんなに好きなら
何で…
他の人と
付き合ったり…
したの?』
『……そこか……
それには
ちょっとした
事情があって…』
『話して…
綾乃さんのこと。
佑貴の言葉で
ちゃんと聞きたい』
私は佑貴の胸に
抱きついたまま
言った。
『まゆはね…
ずっと…
こうやって
佑貴の胸に
抱きつきたいって
思ってたんだよ…?
さっきも
公園で
佑貴に
抱きしめて欲しいって
そんなことばっかり…
想像してたんだよ。
だから…
まゆも…
キモいでしょ?』
『え…?麻由莉…』
『まゆも…
佑貴と同じだよ?
キモいし
最低最悪だし
ドSじゃないし…
ド変態でもないけど…
佑貴と
同じ』
『麻由莉…
自分がなに言ってるか
ちゃんと…
わかってる?』
『…だって…
どんなに
ひどい話し聞いたって
どんなに
いやらしい話し…
されたって
まゆは
佑貴が
好きなんだもん…
佑貴じゃなきゃ…
ダメなの…』
『麻由莉…
俺のこと
許せるの?』
『許さない!』
『はっ?』
『だって!
まゆのこと
そんなに好きなら
何で…
他の人と
付き合ったり…
したの?』
『……そこか……
それには
ちょっとした
事情があって…』
『話して…
綾乃さんのこと。
佑貴の言葉で
ちゃんと聞きたい』