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第8章 ハプニングバーの恋人（責められたいの）

えーそこからさらに月日が経ちまして……

人気のお話アンケートをさせていただいたら、今作がなんと一位。あぁ早目にちゃんと完結させなくては……と、初めから全部読み返したんです。最終的には５回ぐらい。これは私には珍しいことで……それだけ悩んじゃったんですね。

それにしても……連載開始から時間が経ちすぎました。私にも実生活でそれなりにいろいろなことがあり、考え方感じ方も変わってます。創作に関しても、きっと何かが変わってます。

読み返してみて感じたことは、①佑樹さんには全く愛が感じられない。命令されていたとは思えない、自分が楽しんでいる嬲り方をしている。酷過ぎる。②茉実はもはやおかしい。それだけに佑樹さん以外に心が行くとは考えにくい。③聖也唐突すぎ^^; 大きくはこの３点でした。

この３点の矛盾は、最終章を考える上で大きな障害となりました。はい、自分のせいです。せっかく皆さんに応援していただいたお話だったのに、プロットも作らずに書いていたツケが回って来たんです。

悩んで悩んではげそうになった私は、もうキャラクターから離れてしまって……自分が何を描きたかったかということを考えるようになりました。