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第13章 10年後

俺は、荷物を置いて、ﾘﾋﾞﾝｸﾞを覗くと穂香、愁、心結が、壁に貼られた俺の写真を見てる。

¨聞こえなかったのか？¨

静かにﾘﾋﾞﾝｸﾞのﾄﾞｱを開けて、入って行く。

「ただい…」

（愁）「ねぇ。このﾊﾟﾊﾟって人、いま、生きてるの？」
（穂香）「そうねぇ。今頃は、空の上で私達を見てるのかなぁ？」
（愁）「ふぅん。死んだの？」
（穂香）「うん。。。」

¨おいっ！俺、生きてる！¨

「ただいま！」

穂香、愁、心結が、こっちを向いた。

（愁）「誰だ、お前。」
「穂香？俺、死んだの？」

穂香、俯いて、肩が震えてた。

（穂香）「ぷうっ！！やっぱ、ﾀﾞﾒだぁ！」
（愁）「全然、練習になんねぇじゃんっ！！ったく！」
（心結）「あーっ！！」

心結が、足をﾊﾞﾀﾊﾞﾀさせて、俺のとこにきたがってる。