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第16章 リライターあとがき　kurona

　マイカ、リュカ、タク、ＳＩＮリュカ、社長、リュカの父。

「心をあげる」の登場人物は多くはない。

　だが、それぞれがテーマを持ったキャラクターであると思う。

　マイカにはマイカの、リュカにはリュカの、タクにはタクの、社長には社長のテーマがあって、おそらくフォーカスする人物を変えれば同じあらすじであってもまったく違う物語になるだろう。

　そして、そうであってもやはり「心をあげる」は「心をあげる」という作品のままだろう。

「原作とはまるで違うのにまるで同じ。原作とはまるで同じなのにまるで違う」

　そんな読後感を目指してリライト版を執筆し、自分で言うのもなんだけれど、それには成功したのではないかと思っている。

　だが、それは原作がそもそもそういう揺るぎない着地点を持った作品であったからなのだとも言えるのではないだろうか。


　最後に。

　最大限の信頼と応援を下さった原作者のももはさん、大胆な企画ということもあって色々と心配もされたであろうに、温かく見守って下さった原作ファンの方々にお礼を。

　また、この企画で初めてこの作品や原作を知ったよ！　という新規の読者の皆様も感謝を。

　暖かく見守って下さりありがとうございます。

「出来はともかく、ま……kuronaって奴が原作を超好きだってことはわかったよ！」

　そう言って頂く事が出来れば……もー泣いちゃう＞＜

　ほんでわねー^^ノ


　kurona