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下剋上ラバーズ
第3章 「抱かせて!」
「んんんっ、まひろ、も、お願い……っ」

 何を、ととぼけてねだらせられるほどの余裕はなかった。

俺はベッド横に置いてあるゴムを引っ掴んで手と歯を使って封を切り、早急に装着すると、沙耶の中心に腰を沈めた。

突き上げて一気に貫くと、沙耶が背中を反らして喘ぐ。

「んああっ! つよ、すぎぃ……」

「沙耶……っ」

 がむしゃらに、激しく突く。

律動に合わせて、沙耶がリズミカルに嬌声を上げる。それに煽られて、のぼりつめる。

「んっ、あっ、あっ、あっ、だめ、イく……っ、」

「沙耶……、……、っく」

「あああっ!」

 突き上げて、さらにぐぐ、と押し込むと、沙耶は体を震わせて果てた。

同時に俺も達して、奥に突き入れたまま、二度目の射精をする。




 
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