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夢想姫の逃避録
第3章 大輪の花
目が覚めると、ある部屋のベッドに寝かされていた。
モノトーンでまとめられた空間、家具。
白いベッドの上。緋奈のワンピースには血がない。
それどころか別のワンピースに変わっていた。
薄桃色の可愛らしいワンピース。
しかも、緋奈の身体にあった傷は綺麗に手当てされていた。
起き上がろうとすると、隣に温もりを感じた。
「ユウガ………」
怪我してない方の手で腕枕をして、ギュッと抱きしめてくれていたみたい。
穏やかな寝息が聞こえる。
しかもその横顔は、絵になる程美しかった。
モノトーンでまとめられた空間、家具。
白いベッドの上。緋奈のワンピースには血がない。
それどころか別のワンピースに変わっていた。
薄桃色の可愛らしいワンピース。
しかも、緋奈の身体にあった傷は綺麗に手当てされていた。
起き上がろうとすると、隣に温もりを感じた。
「ユウガ………」
怪我してない方の手で腕枕をして、ギュッと抱きしめてくれていたみたい。
穏やかな寝息が聞こえる。
しかもその横顔は、絵になる程美しかった。