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夢想姫の逃避録
第7章 知らなくていい
緋奈は突き上げられてる感覚が気持ちよくってその快感に溺れた。

上を見上げて喘いでも、下から徐々に激しく突き上げられてくる感覚から逃れられずに余計、大きな声が出ちゃう……

でもユウガに抱き着いても状況は同じだし、下を向いて耐えようとしても、どうしても緋奈のモノとユウガのモノの接合部分が目に入ってきちゃって興奮した。
気持ちいい……勝手に腰が動いちゃうよ……

逃れられない快感。
緋奈の喘ぎ声に合わせて激しく突き上げられる。

嗚呼……もう無理……イっちゃう……!

「あっぅ……あんっ…!…んっぅ…!ユウガぁ……イ…くっぅ……!」
「いいよ…そのままイけ……!」
「ああああっぅ……!!」

ビクンッ……‼ ––––––

イッた瞬間、緋奈はユウガの腕の中にもたれるように倒れこんだ。
ユウガの細くて筋肉質な腕に抱きとめられて、肩で息していると、ユウガは笑って包み込むように抱きしめてくれた。

「気持ちよかった?」
「うん……」
「余裕が無いとこも可愛いなあ〜(笑)」
緋奈の頬っぺたをプニプニしてきた。

「じゃあもうラストスパートかけちゃおうかな?」
「え、きゃあっ!」

挿れられたままソファに押し倒されると、すぐにキス。
口内にまで侵入してくるほどの濃厚なキス。
どうしよう……とろけちゃいそう……舌の感触と唇の感触が混ざり合って気持ちいい……

緋奈の頭の中はもうユウガの事でさらにいっぱいになった。
キスし合って、指先同士も絡めて、しかも下でも繋がっている。
幸せだった。

「緋奈……腰振っちゃってるよ?……俺と一緒になってからエッチな子になったね」
「だって……ユウガの……気持ちいんだもん……/////」
「……知ってる♪」
「あああんっぅ!! ああ…あん!/////」
ユウガが思いっきり奥まで突いてきた。
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