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緊縛
第11章 短編 緊縛11

言葉に出せないほどの恐怖がある。
「もうやめて。お願い」
まるで自分の身体ではないような気がしてくる。
今までのセックスでこんなに感じたことはなかった。
言葉にだして言えるほど私の男性経験は数少ない。
いつも感じている振りだけのセックスだった。
ペニスを挿入されても高揚感より違和感しかない。
無意識に早く終わってと言う思いしかなかった。
でも今は違う。
怖いぐらい感じて、可笑しくなりそうで怖い。
無理やり縛り上げられた身体は、嫌でもさらに胸を迫り出し逃げることもできない。
店長は私を縛り上げると、恥ずかしさと怖さのあまり、泣き出した私の髪を掴み、店長の顔を見ることもできないほどに恥らう私を味わうように、くちびるをゆっくりと舐め上げると、下顎を掴んだ。
無理やり押し開かれた、くちびるに、欲情にそまった舌が押し込まれた。
息ができないほどに苦しい。
店長は、泣くばかりの私の身体をゆっくりとなぞると麻縄を解こうとする。
「美咲には辛いだけだね」
麻縄を解こうとする店長に、私は、かぶりを振った。
本当のことを言うなら、もうやめて欲しい。
でも、私の中に強い迷いがある。
「無理しなくていいよ」
店長の言葉に、さらにかぶりを振った。
「美咲」
戸惑う店長に、私は恥ずかしさを押し殺し言った。
「怖いぐらい気持ちがいいの。可笑しくなりそうで怖い」
「本当にいいの? もう、いくら泣いても止めないよ」
「レイプしてみたいんでしょう? 本当にレイプされるのは嫌。でも、」
言葉がそれ以上続かない。
「大丈夫。レイプはしない。俺は、美咲が泣きながら身体を打ち震わすのを見ているだけで、本当にレイプしているような強い欲情に飲まれていく自分が怖いよ」
店長は優しく髪を撫でてくれた。
「もう嫌だとは言わせないよ」
その言葉に戸惑いながらも私は頷いた。
静かに私は目を閉じる。
店長の欲望のままに弄ばれてみたい。
自分がどう、店長に狂わされていくのか怖いけど、このまま終わらせることに強い抵抗感がある。
目を閉じた私のくちびるに店長の手が触れた。
「レイプはしない。だけど、本番行為がないだけだよ」
「もうやめて。お願い」
まるで自分の身体ではないような気がしてくる。
今までのセックスでこんなに感じたことはなかった。
言葉にだして言えるほど私の男性経験は数少ない。
いつも感じている振りだけのセックスだった。
ペニスを挿入されても高揚感より違和感しかない。
無意識に早く終わってと言う思いしかなかった。
でも今は違う。
怖いぐらい感じて、可笑しくなりそうで怖い。
無理やり縛り上げられた身体は、嫌でもさらに胸を迫り出し逃げることもできない。
店長は私を縛り上げると、恥ずかしさと怖さのあまり、泣き出した私の髪を掴み、店長の顔を見ることもできないほどに恥らう私を味わうように、くちびるをゆっくりと舐め上げると、下顎を掴んだ。
無理やり押し開かれた、くちびるに、欲情にそまった舌が押し込まれた。
息ができないほどに苦しい。
店長は、泣くばかりの私の身体をゆっくりとなぞると麻縄を解こうとする。
「美咲には辛いだけだね」
麻縄を解こうとする店長に、私は、かぶりを振った。
本当のことを言うなら、もうやめて欲しい。
でも、私の中に強い迷いがある。
「無理しなくていいよ」
店長の言葉に、さらにかぶりを振った。
「美咲」
戸惑う店長に、私は恥ずかしさを押し殺し言った。
「怖いぐらい気持ちがいいの。可笑しくなりそうで怖い」
「本当にいいの? もう、いくら泣いても止めないよ」
「レイプしてみたいんでしょう? 本当にレイプされるのは嫌。でも、」
言葉がそれ以上続かない。
「大丈夫。レイプはしない。俺は、美咲が泣きながら身体を打ち震わすのを見ているだけで、本当にレイプしているような強い欲情に飲まれていく自分が怖いよ」
店長は優しく髪を撫でてくれた。
「もう嫌だとは言わせないよ」
その言葉に戸惑いながらも私は頷いた。
静かに私は目を閉じる。
店長の欲望のままに弄ばれてみたい。
自分がどう、店長に狂わされていくのか怖いけど、このまま終わらせることに強い抵抗感がある。
目を閉じた私のくちびるに店長の手が触れた。
「レイプはしない。だけど、本番行為がないだけだよ」

