この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
緊縛
第3章 短編 緊縛3

店長は、麻縄を手に、「赤い綿縄は肌を痛めない代わりに直ぐに解けるし、肌にも食い込まない。それでは、せっかくの女性の丸みを帯びた美しさが表せない」と言った。
私は、ドキドキしながら先ずは、言われたとおり、縛られた女性の雑誌を食い入るようにみると、ベッドに横になり、ショーツの上から、ゆっくりと自分の中で淫らさを彷彿させながら割れ目を上下させ、軽く息を吐き出す。
撮影するカメラが近づいてくる。
私が、かすかにもらす声を拾うように大きな集音マイクが頭上にあり、ほどよく灯りを調整したライトが設置されていた。
設定では、私は高校生だ。
自宅に帰り、着替えるシーンも用意されてあったが、上着を脱いで、下着をみせる程度で裸になるわけではない。
台詞は上手く言える自信がないから、最小限にして貰った。
店長は、いやらしげに、喘ぎは自然と出させてあげる。なんて言ってくるし、緊張してた私は、いつしか周りのアットホームな雰囲気に、自然にスタッフと雑談できるまでになっていた。
でも、一番緊張したのが、麻縄だ。
オナニーを兄にみつかり、目を伏せた私を兄である店長が、いやらしく私を見つめ、全身をさする。
緊張しながら声を私は押し出した。
「お兄ちゃん」
年の離れた兄は再婚相手の父の息子であり、幼い頃から淡い恋心を抱いていた。
その兄から迫られるシーンは、店長に、ときめく私には、あまり難しくなかった。
淫らに伸びてくる手を押しやりながら、私は表面上の拒みを繰り返す。
店長の手が、スカートを捲り、下半身をさすられながらショーツを触られるシーンは恥ずかしさで一杯だ。
「やめて、お兄ちゃん」
店長に押さえつけられた私は、恥ずかしくて、なかなか店長の顔も見られない。
「はい、カット!」
私は、ドキドキしながら先ずは、言われたとおり、縛られた女性の雑誌を食い入るようにみると、ベッドに横になり、ショーツの上から、ゆっくりと自分の中で淫らさを彷彿させながら割れ目を上下させ、軽く息を吐き出す。
撮影するカメラが近づいてくる。
私が、かすかにもらす声を拾うように大きな集音マイクが頭上にあり、ほどよく灯りを調整したライトが設置されていた。
設定では、私は高校生だ。
自宅に帰り、着替えるシーンも用意されてあったが、上着を脱いで、下着をみせる程度で裸になるわけではない。
台詞は上手く言える自信がないから、最小限にして貰った。
店長は、いやらしげに、喘ぎは自然と出させてあげる。なんて言ってくるし、緊張してた私は、いつしか周りのアットホームな雰囲気に、自然にスタッフと雑談できるまでになっていた。
でも、一番緊張したのが、麻縄だ。
オナニーを兄にみつかり、目を伏せた私を兄である店長が、いやらしく私を見つめ、全身をさする。
緊張しながら声を私は押し出した。
「お兄ちゃん」
年の離れた兄は再婚相手の父の息子であり、幼い頃から淡い恋心を抱いていた。
その兄から迫られるシーンは、店長に、ときめく私には、あまり難しくなかった。
淫らに伸びてくる手を押しやりながら、私は表面上の拒みを繰り返す。
店長の手が、スカートを捲り、下半身をさすられながらショーツを触られるシーンは恥ずかしさで一杯だ。
「やめて、お兄ちゃん」
店長に押さえつけられた私は、恥ずかしくて、なかなか店長の顔も見られない。
「はい、カット!」

