この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第46章 波乱のミュージックスタイル②
**
美名は、楽屋へ入ると、真理の横で椅子に座りスヤスヤ眠る志村を見てクスリと笑い、身体に上着を掛けた。
スマホのアラームを十五分後に鳴る様にセットして、ソファに横たわり脚を投げ出す。
綾波と出会ったその日から、刺激的な毎日だったが、今日は特に……
朝から慌ただしかった。
この間のパーティもそうだったが、今日は生出演という緊張もあるし、あの日のメンバー以上にそうそうたるミュージシャン達と顔を合わせて挨拶して……
横になった途端身体が重くなり、睡魔がやって来た。