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eyes to me~ 私を見て
第46章 波乱のミュージックスタイル②




 鼻先と頬にこそばゆい感触がして、ゆっくりと瞼を開くと、目の前に綾波の切れ長の瞳があった。
 美名の隣で腕をついて横たわり、長い髪を弄んでいる。
 驚きで目と口を開けたままの美名をクスリと笑う。

『良く眠れたか……?』

 形の良い唇から漏れるのは、間違いなく愛しい人の涼やかな声。

『つよ……剛さん!』
 
 その胸に思い切りしがみつくと、溜め息が耳元を掠めた。

『美名……そんなにキツく抱きつかなくても……俺は消えないぞ』
『や……やだ!消えたら許さないし!』

 嬉しさと恋しさと共に涙がその胸を濡らしていく。

『美名……』

 剛の腕が身体を優しく強く抱きしめ返してくる。

『さみし……寂しかったんだから……バカっ……』

 甘えを含んだ涙声で綾波に訴える。



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