この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第47章  波乱のミュージックスタイル③



 西野は一転、花の様に顔を綻ばせた。

「でも……ちょっと耳に入ったんだけど……今危ない……んですって?大変ねえ……デビューしたばかりの大事な時に……」

 自分の心臓が嫌な音を立てる。
 西野は、美名に同情の眼差しを向けて続けた。

「なんでも……高い所から……落ちた人を助けた……とか……
 無茶な事をするわよねえ……」
「――――!」

 美名の身体がグラリと揺れ、その場にへたりこんでしまう。

「あらら、大丈夫?」
 
 西野が身を屈めて見おろしてくる。
 美名は、その底の見えない瞳の色にゾッとしてしまった。

「――美名ちゃんっ!どうしたの?」

 異変に気付いた志村と髑髏川達が駆けてくるのを見て、西野はフンと鼻を鳴らすと、華やかな笑みを浮かべて踵を反す。
 志村が美名を抱き起こしながら、真理達に怒鳴った。

「こらぁ!プリキーの男子!
 美名ちゃんを放って何をじゃれてんの――!」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ