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eyes to me~ 私を見て
第48章 鮮烈なデビュー①



 美名は無意識に隣の真理の手を強く握りしめていた。
 真理はビックリするが、美名がさも楽しそうに見上げて居るのを見て、笑う。
 緊張よりも、この場に立っている事が嬉しくてたまらない、そんな感情を隠せない美名だった。
 静岡では桃子とマイカが見守っていたが、クレッシェンドのメンバーも揃って綾波の病室でテレビを見ていた。
 菊野が皆にシフォンケーキを切って差し出す。

「皆さん……忙しいのに剛さんに会いに来てくれてありがとうね……良かったらどうぞ」
「ありがとうございますお母さん!ゴチになります!」

 亮介が目を輝かせて真っ先に手を出すが、祐樹が眉をひそめる。

「母さん、こいつらを餌付けすると癖になるぞ?」
「なんっだよ――人を動物扱いして――!いいじゃんか!なあ三広っ」
「そうそう!祐樹のお母さんの手作りのオヤツはメチャウマ――!
 いただきま――す!……んん――!口の中で蕩ける――!」

 三広は頬を押さえてにんまり笑う。


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