この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第50章 歌姫降臨
『sure! sure!
 power! power!
 弾けて飛んで
 澄ました唇も
 たちまち 夢中になる
 もう離れられない
 恋するcherry soda』

 由清はスネアとシンバルを交互に高速で鳴らしバスドラを唸らせ、真理はステージを縦横無尽に飛び回りながらクライマックスに向かいベースを鳴らす。
 美名がギターをかき鳴らしながらの高い長いシャウトをして、ジャンプを決めた瞬間演奏は終わった。

 一瞬静寂に包まれた会場が、次の瞬間には轟音の様な歓声と拍手で一杯になった。

「はい、番組終了で――す!」

 スタッフの声が飛ぶと、プリキーの三人は手を握りあい跳び跳ねた。

「やった――!」
「スゲーぞ!」
「最高だったな――!」



「美名ちゃ――ん!由清く――ん!真理――!」

 志村が両手を広げて走り寄り、美名を抱き上げて三回転する。

「んも――!よかった、本当に良かったわ――!」
「あ、ありがとうございます……志村さんのかげ陰です」
「オッサン!どうだ今日の俺のダンスは?」

 よろける美名を、真理が支えた。

「う――ん、八十五点くらいかしらねえ」
「何だよ――満点をくれよ――!」
「由清君はそうねえ、文句なしの花丸よ――!ブッチュウウ」

 由清は志村に熱烈なキスをされて目を回した。
/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ