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eyes to me~ 私を見て
第10章 過去の恋との再会
「やっぱり……俺の所に居ないと何があるかわからん」
「えっ……」
「お前は危なっかしい」

 美名は、ムッとして彼を睨んだ。
 彼に言い返そうとするも、開いた足の間に顔を埋められ、美名は甘く叫んでしまう。

「んっ……ダメ」
「さっきの厭らしい下着を付けてヤるか……?」
「ば、バカっ」
「……俺をこんな気持ちにさせた罰だ……」
「えっ」

 綾波の舌が太股を這い、指がショーツの上を悩ましくなぞり、もう正気では居られない。

「やっ……また……ダメっ」
「美名……俺の物だ」

 荒く熱い息が、蕾をこれでもか、と刺激して、秘蜜が溢れ出る。

「やっ……つ……よしさっ……ん」
「やっと呼んだか」

 綾波はくつくつ笑うと、身を起こして自分の猛りを押し当てた。
 身体を震わせて強く抱き合い、猛る綾波に全てを美名は委ねた。

「……好きっ……」

 と何度も呟きながら。
 その時、配送のバンに乗り込んだ翔大は、美名の居る部屋の窓をぼんやりと見つめていた。




「美名……」

 無意識に、唇から想いが零れた。



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