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eyes to me~ 私を見て
第52章 サプライズパーティー

「美名……っ……綺麗だ……」
「あん……剛さんっ……ああっ」
必死にしがみついて、与える刺激に淫らな反応をする美名に愛しさが込み上げる。
口をついて出るのは、誓いにも似た囁きだった。
「俺の物だ……っ……俺も……お前だけの……」
「剛さん……剛さんっ!」
「うっ――」
「ああっ――――!」
心も身体も最高潮に高めあい、限界に達した二人は崩れ墜ちた。
その瞬間を、ベランダから真理も見つめていて、思わず身体を熱くしてしまう。
「くっ……綾波の奴……っ」
思わず歯を食い縛り、ベランダの柵を拳で叩いた。
思いの外大きな音を立ててしまい、美名を抱きしめている綾波が顔を上げる。
二人の目が合ってしまった。

