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eyes to me~ 私を見て
第56章 さよなら、私の

「……西野未菜……怒り狂ってませんかね?」
由清がボソリと呟き、志村はあっ!と口を開き真理の首を片手で締めながら器用にスマホを操作してまた電話をかける。
「……あっ、もしもし!志村ですぅ~!増本さん~!今日は本当に申し訳ありませんでした……ええ、ええ…………とんでもありませんわ!西野さんにも、貴重なお時間をフイにするような事になってしまい申し訳ありません……ええ……ええ。
そうですか……またよろしくお願い致します!……ええ……では、失礼致します……」
美名と由清は固唾を呑み会話を聞いていた。

