この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第12章 歌姫のlesson②
「はあ~志村さんて……楽しくて素敵な人ですねえ……」
美名は、身体が熱くなるのを感じながら、カウンターでバーテンと談笑する志村を見つめた。
「俺からすりゃ、ただのオネェなおっさんだがな」
「アハハ~酷い」
「美名……飲み過ぎじゃないか?」
大きな両の掌が、頬に触れて来てドキリとする。
飲物のせいなのか、綾波のせいなのか、身体の熱が急上昇してきた。
「そんなに、顔に出てます?」
「そうだな……頬も、首筋から胸元まで、綺麗な桜色だな……」
視線が胸元まで落とされて、また心臓が跳ねた。
頬に手を触れられたまま、綾波を見つめる。
「綾波さん……は……」
涼やかな目元が不満そうに鈍く光った。
「えっと……剛……さんは……酔ってないの?」
突然頬をグリグリされ、美名は面食らう。
「全く……このタイミングでそう呼ぶかよ」
綾波の頬が僅かに色が差している様に見えて、目を疑った。
美名は、身体が熱くなるのを感じながら、カウンターでバーテンと談笑する志村を見つめた。
「俺からすりゃ、ただのオネェなおっさんだがな」
「アハハ~酷い」
「美名……飲み過ぎじゃないか?」
大きな両の掌が、頬に触れて来てドキリとする。
飲物のせいなのか、綾波のせいなのか、身体の熱が急上昇してきた。
「そんなに、顔に出てます?」
「そうだな……頬も、首筋から胸元まで、綺麗な桜色だな……」
視線が胸元まで落とされて、また心臓が跳ねた。
頬に手を触れられたまま、綾波を見つめる。
「綾波さん……は……」
涼やかな目元が不満そうに鈍く光った。
「えっと……剛……さんは……酔ってないの?」
突然頬をグリグリされ、美名は面食らう。
「全く……このタイミングでそう呼ぶかよ」
綾波の頬が僅かに色が差している様に見えて、目を疑った。