この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第59章 夢うつつのキス



 美名の唇が小さく動き、綾波の舌に応えて絡めてくる。
 甘く烈しい唇と舌のやり取りは際限なく続く。
 綾波は、呼吸さえも忘れていた事に気付いた。唇を離して喉の乾いた狼の如く口を開きハアハアと息を吸う。
 美名がゆっくりと瞼を開く。
 その黒目に綾波の姿を映して微笑んだ。

「美……」

 喋る間も無く、美名の手が綾波の頬を掴み引き寄せ、優しい小鳥が啄む様なキスを降らせた。

「……っ……美……名」

 綾波が困惑してしまうほど、美名が積極的に仕掛けてくる。
 ようやく美名は唇を離し、綾波を見つめた。

「これは……夢の中?剛さん……」

 綾波の胸がズクン、と激しく痛んだ。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ