この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第60章 歌姫の覚悟


「堺さん……ペコさんにも……いつもプリキーの事を気にしていただいて……」
「ううん!私も堺ちゃんも、プリキーの音に惚れてるのよ!だから貴方達の為に何かしたくなるのよ!……こんな風に思わせるミュージシャンに、そうそう会った事はないわ!
 だから美名さん、負けたらダメよ!」

 ペコと堺が頷いている。
 美名の頬に涙が伝った。

「もう――美名ちゃんっ!泣いたらダメよ――っ私まで泣いちゃう――」

 志村は美名の背中から腕を回して頭を撫でた。

「し……志村さん……私……ごめんなさ……っ」
「謝らないで……何か、いい方法はあるはずよ!
 美名ちゃんは悪くない、悪くないんだから、自分を責めたらダメ」

 しゃくり上げる美名の頭を撫でながら、志村は子供に言い聞かせる様に優しく言った。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ