この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第61章 プリキー大作戦

祐樹の、真っ直ぐな澄んだ目を見返す事が、今は出来そうにない。
「……ふう……」
壁に凭れて溜め息を吐き、スヤスヤと眠る美名の表情が安らかなのに安堵した。
綾波は、美名の前には姿を見せなかったが常に美名の側で見守っていた。
路上ライヴも必ず出向き、危ない事が無いか、おかしな素振りの客は居ないかと目を光らせていた。
そして今日、最悪の事態が起こってしまった訳だが……
マネージャーである事を放棄するつもりは無いし、美名の事を狂う位に愛している。
だが今、自分のしている事の滑稽さは何なのだろう。
志村にも散々叱られたが、そこまで気になるなら堂々と側に居ればいいのに……
「……ふう……」
壁に凭れて溜め息を吐き、スヤスヤと眠る美名の表情が安らかなのに安堵した。
綾波は、美名の前には姿を見せなかったが常に美名の側で見守っていた。
路上ライヴも必ず出向き、危ない事が無いか、おかしな素振りの客は居ないかと目を光らせていた。
そして今日、最悪の事態が起こってしまった訳だが……
マネージャーである事を放棄するつもりは無いし、美名の事を狂う位に愛している。
だが今、自分のしている事の滑稽さは何なのだろう。
志村にも散々叱られたが、そこまで気になるなら堂々と側に居ればいいのに……

