この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第61章 プリキー大作戦
 美名は、俯せになりシーツを掴み、何とか身体を起こそうと試みた。すると、バランスを崩してベッドから転げ落ちそうになる。

 綾波は咄嗟に美名の身体を受け止めて支えた。

 美名の指が腕を強く掴んで来る。

「……捕まえ……た」

 涙を浮かべた目で、泣き笑いで言う美名を、綾波は力一杯抱き締めてしまう。

「剛さ……も……何処にも……行かない……で」

「美名……っ」

 美名の指が綾波の頬に触れて、やがて唇をなぞる。

「――!だ……駄目だ!美名……」

 綾波は、美名を引き剥がして背を向けた。

 部屋から出ようとすると、美名の切ない呼び掛けに後ろ髪を引かれ、それ以上歩を進める事が出来ない。

「剛さん……行かないで……っ」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ