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eyes to me~ 私を見て
第61章 プリキー大作戦

美名は横になったまま、綾波を見て瞬きをした。
綾波は、彼女の目から目を逸らせない。
美名が身体を起こそうとする。薬が抜けていない為か腕に力が入らない様だ。上半身を起こそうとして、またベッドに沈む。
「……っ」
綾波は駆け寄ろうとするが、躊躇い立ち尽くす。
ーー俺に、美名に触れる資格があるのか……
愛しくて堪らない恋情と躊躇いがせめぎ合い、拳に力を込めた。
「……つよ……さん……な……ぜ……そばに……来て……くれない……の」
美名は、重い腕を懸命に綾波に向かって伸ばす。
瞳には涙が浮かんでいて、綾波の胸がギリギリと痛んだ。
綾波は、彼女の目から目を逸らせない。
美名が身体を起こそうとする。薬が抜けていない為か腕に力が入らない様だ。上半身を起こそうとして、またベッドに沈む。
「……っ」
綾波は駆け寄ろうとするが、躊躇い立ち尽くす。
ーー俺に、美名に触れる資格があるのか……
愛しくて堪らない恋情と躊躇いがせめぎ合い、拳に力を込めた。
「……つよ……さん……な……ぜ……そばに……来て……くれない……の」
美名は、重い腕を懸命に綾波に向かって伸ばす。
瞳には涙が浮かんでいて、綾波の胸がギリギリと痛んだ。

