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eyes to me~ 私を見て
第13章 闘志を燃やす騎士(しょうた)
「うん、いいわね。絵になるわ貴方たち」
由清はすっかり怯えて真理の背中に隠れているが、真理も志村を睨みながら腰が引けている。
翔大は、志村を真っ直ぐ見た。
「それで、志村さんのような方が、わざわざ僕たちみたいな死にかけのバンドに何のご用です?
まさか、ただからかいに来たわけでは無いですよね?」
志村は首を傾げてクスリとした。
「貴方、大人しそうなのに度胸があるわねえ……それに、いい目をしてる」
志村の手がそっと翔大の頬に触れた。
由清が小さく叫んだが、翔大は動じず、至近距離で志村と見つめあった。
「ふふ。本当に素敵ね。夢中になりそうだわ」
志村はゆっくりと手を離すと、腕を組んでまた三人を一人ずつ値踏みする様に眺める。
由清はすっかり怯えて真理の背中に隠れているが、真理も志村を睨みながら腰が引けている。
翔大は、志村を真っ直ぐ見た。
「それで、志村さんのような方が、わざわざ僕たちみたいな死にかけのバンドに何のご用です?
まさか、ただからかいに来たわけでは無いですよね?」
志村は首を傾げてクスリとした。
「貴方、大人しそうなのに度胸があるわねえ……それに、いい目をしてる」
志村の手がそっと翔大の頬に触れた。
由清が小さく叫んだが、翔大は動じず、至近距離で志村と見つめあった。
「ふふ。本当に素敵ね。夢中になりそうだわ」
志村はゆっくりと手を離すと、腕を組んでまた三人を一人ずつ値踏みする様に眺める。