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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
「皆様がご存じの通り、来週の曰比谷野音でのフリーライブは……

 princes & junkyの主催です。

 プリキーの皆さんの言う、色んな人達に気軽に音楽を楽しんで貰いたい、という趣旨に賛同したのと……

 彼等を応援したい、友達として、同じ音楽を志す仲間として僕たちボンバーダイヤモンドも出演をする事を決めています」

 髑髏川は淀みなく滑らかに話す。

 皆がテレビに釘付けになっていると、美名のスマホが鳴った。

『てーへんだ!てーへんだ!てーへんだったらてーへんだ――!』

「うおっ」

「うわっビックリした――!」

「……岡っ引き?」

 テレビに集中していた為、皆一様に驚いている。

「ご、ごめんなさい!……桃子からです」

 美名は電話に出た。

「――もしもし桃子、何?」

『お姉ちゃん!パソコン見れる?

 ”ニマニマ動画”見て!』

「え、ええっ?」

 桃子の大声に顔をしかめながら、美名はパソコンの電源を入れた。

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