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eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる

髑髏川は、唇をぺろり、と舐めて上目遣いで何秒か考えていた。
「いや……僕は、音楽やってなかったら、今頃何処かの橋の下に落ちてますよ」
どっと笑いが起きる。
「いや、本当に。大きな落とし物ですよ、みたいな!」
「猫さんが落ちてたら、皆さん回収してあげて下さい」
祐樹が突っ込む様に口を挟むと、更に笑いが起きる。
髑髏川は頭を掻いて舌を出した。
「僕は……生まれつきうっすい顔で……性格も地味で……
そんなコンプレックスを抱えて生きている事を誰にも知られたくなくて……ずっと隠して生きてきました。
でも、音楽をやっている時は、本当の僕になれるんです。
飾らない本気の自分で居れるんです。
ファンの方たちは、そんな僕達のパフォーマンスを見て元気に、楽しくなってくれる。こんなに素敵な事ってないと思うんですよ」
「いや……僕は、音楽やってなかったら、今頃何処かの橋の下に落ちてますよ」
どっと笑いが起きる。
「いや、本当に。大きな落とし物ですよ、みたいな!」
「猫さんが落ちてたら、皆さん回収してあげて下さい」
祐樹が突っ込む様に口を挟むと、更に笑いが起きる。
髑髏川は頭を掻いて舌を出した。
「僕は……生まれつきうっすい顔で……性格も地味で……
そんなコンプレックスを抱えて生きている事を誰にも知られたくなくて……ずっと隠して生きてきました。
でも、音楽をやっている時は、本当の僕になれるんです。
飾らない本気の自分で居れるんです。
ファンの方たちは、そんな僕達のパフォーマンスを見て元気に、楽しくなってくれる。こんなに素敵な事ってないと思うんですよ」

