この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第62章 必ず貴方を捕まえる
 髑髏川は、唇をぺろり、と舐めて上目遣いで何秒か考えていた。

「いや……僕は、音楽やってなかったら、今頃何処かの橋の下に落ちてますよ」

 どっと笑いが起きる。

「いや、本当に。大きな落とし物ですよ、みたいな!」

「猫さんが落ちてたら、皆さん回収してあげて下さい」

 祐樹が突っ込む様に口を挟むと、更に笑いが起きる。

 髑髏川は頭を掻いて舌を出した。

「僕は……生まれつきうっすい顔で……性格も地味で……

 そんなコンプレックスを抱えて生きている事を誰にも知られたくなくて……ずっと隠して生きてきました。

 でも、音楽をやっている時は、本当の僕になれるんです。

 飾らない本気の自分で居れるんです。

 ファンの方たちは、そんな僕達のパフォーマンスを見て元気に、楽しくなってくれる。こんなに素敵な事ってないと思うんですよ」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ