この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
「綾波さん……」
「……またその呼び方か」

 綾波は、長い指で彼女の鼻を摘まんだ。

「んがっ」

 鼻を鳴らすリアクションに思わず吹き出してしまうが、美名は赤くなり睨んでいる。

「綾波さ……剛さん」
「ん?」
「……何か怒ってる?」

 内心ギクリとしたが、平静を装う。

「何故そう思う」
「だって……キスが……乱暴で……」

 美名は瞳に少し怯えた色を浮かべていて、綾波はハッとした。

「すまん……怖かったか」

 美名は赤い顔で首を振った。
 目が潤んでいて、その良く分からない反応に彼は戸惑う。

「強引なのは最初からだもん」

 今度は拗ねた様に頬を膨らませた。
 どんな風に受け答えをしたらいいのか戸惑っていると、美名の唇から小さく呟きが漏れた。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ