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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

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「おーい、美名」
テントの外で真理の声がする。
美名は長い考え事から我に返った。
「は、はあい、どうぞ」
「クレッシェンドのリハ、見ねぇの?……っ!」
はまじろうスーツを着て、頭の部分だけ出した真理がニョキリと入り口から顔を出すが、美名を見ると口を大きく開けて固まった。
美名は椅子から立ち上がり、真理を手招きする。
「丁度良かった……こっちに来て?」
「え?えええ?な、何だよ?」
真理は、美名に見惚れながら中へ入る。
美名は背中のファスナーを指し、真理を振り返った。
「本番までまだ時間あるし……一度脱ぎたいの……このとっかかりの処だけ、降ろしてくれない?」
「なっ……」
真理は真っ赤になる。
「おーい、美名」
テントの外で真理の声がする。
美名は長い考え事から我に返った。
「は、はあい、どうぞ」
「クレッシェンドのリハ、見ねぇの?……っ!」
はまじろうスーツを着て、頭の部分だけ出した真理がニョキリと入り口から顔を出すが、美名を見ると口を大きく開けて固まった。
美名は椅子から立ち上がり、真理を手招きする。
「丁度良かった……こっちに来て?」
「え?えええ?な、何だよ?」
真理は、美名に見惚れながら中へ入る。
美名は背中のファスナーを指し、真理を振り返った。
「本番までまだ時間あるし……一度脱ぎたいの……このとっかかりの処だけ、降ろしてくれない?」
「なっ……」
真理は真っ赤になる。

