この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
ステージの庵原を見つめる美名の眼差しを思い出すだけで、胸がやけつく。
「剛さん……ごめんなさい!」
美名がしがみついて来て甘い香りが鼻腔を擽った。
「私……剛さんがヤキモチ妬いてくれるのが嬉しくて……」
美名が声を詰まらせる。
「……何……?」
「調子に乗って剛さんの反応を見て楽しんだりしてごめんなさい!」
「美名……」
呆気に取られる綾波に、美名の方からキスした。
唇を離すと涙を溜め、綾波を見つめてくる。
「……お前な……わざわざ俺にハッパかけるとか……バカか?」
「はい……バカかも……」
「そんなに、俺が信じられないのかお前は」
「違……っ私は」
美名は激しく首を振ると、涙をポロポロ溢した。
「剛さん……ごめんなさい!」
美名がしがみついて来て甘い香りが鼻腔を擽った。
「私……剛さんがヤキモチ妬いてくれるのが嬉しくて……」
美名が声を詰まらせる。
「……何……?」
「調子に乗って剛さんの反応を見て楽しんだりしてごめんなさい!」
「美名……」
呆気に取られる綾波に、美名の方からキスした。
唇を離すと涙を溜め、綾波を見つめてくる。
「……お前な……わざわざ俺にハッパかけるとか……バカか?」
「はい……バカかも……」
「そんなに、俺が信じられないのかお前は」
「違……っ私は」
美名は激しく首を振ると、涙をポロポロ溢した。