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eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
子供の様に泣いている姿を見ていると、喉まで出かけた怒りの言葉は奥に引っ込み、刺々した感情が消えていく。
体裁だとか、取り繕うだとかそんな物はどうでも良くなってしまう。
涙に濡れた頬にそっとキスをすると、真っ赤な目で見上げてくるのが可愛い。
「俺は、激しく妬いたぞ」
「……!」
美名の瞳が輝いた。
「お前を誰にも見せたくないし、何処にも行かせたくない……」
「剛さ……ん」
「歌姫にする、とか言っておきながら矛盾してるが……
閉じ込めておきたいくらいだ」
流石に、言ってて恥ずかしくなって来た。
だが美名が次の言葉を待っている。
「……そうだ。俺は妬いてるさ!あいつと仕事をさせるなんて……冗談じゃねえよ!
あいつが美名の姿を見て、声を聞くなんて……それだけでも嫌だ!」
「剛さん!」
美名がまた抱き着いて来たが、その勢いで綾波が押し倒されて、弾みでベッドの柵に後頭部をぶつけてしまった。
「がっ」
「キャー!剛さんっ」
体裁だとか、取り繕うだとかそんな物はどうでも良くなってしまう。
涙に濡れた頬にそっとキスをすると、真っ赤な目で見上げてくるのが可愛い。
「俺は、激しく妬いたぞ」
「……!」
美名の瞳が輝いた。
「お前を誰にも見せたくないし、何処にも行かせたくない……」
「剛さ……ん」
「歌姫にする、とか言っておきながら矛盾してるが……
閉じ込めておきたいくらいだ」
流石に、言ってて恥ずかしくなって来た。
だが美名が次の言葉を待っている。
「……そうだ。俺は妬いてるさ!あいつと仕事をさせるなんて……冗談じゃねえよ!
あいつが美名の姿を見て、声を聞くなんて……それだけでも嫌だ!」
「剛さん!」
美名がまた抱き着いて来たが、その勢いで綾波が押し倒されて、弾みでベッドの柵に後頭部をぶつけてしまった。
「がっ」
「キャー!剛さんっ」