この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第14章 ジェラシーは甘く、激しく
 子供の様に泣いている姿を見ていると、喉まで出かけた怒りの言葉は奥に引っ込み、刺々した感情が消えていく。
 体裁だとか、取り繕うだとかそんな物はどうでも良くなってしまう。
 涙に濡れた頬にそっとキスをすると、真っ赤な目で見上げてくるのが可愛い。

「俺は、激しく妬いたぞ」
「……!」

 美名の瞳が輝いた。

「お前を誰にも見せたくないし、何処にも行かせたくない……」
「剛さ……ん」
「歌姫にする、とか言っておきながら矛盾してるが……
 閉じ込めておきたいくらいだ」

 流石に、言ってて恥ずかしくなって来た。
 だが美名が次の言葉を待っている。

「……そうだ。俺は妬いてるさ!あいつと仕事をさせるなんて……冗談じゃねえよ!
 あいつが美名の姿を見て、声を聞くなんて……それだけでも嫌だ!」
「剛さん!」

 美名がまた抱き着いて来たが、その勢いで綾波が押し倒されて、弾みでベッドの柵に後頭部をぶつけてしまった。

「がっ」
「キャー!剛さんっ」
/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ