この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第64章 獣と獣の対決
「見ている分には豪華ですが、重いでしょうね。そんな物でもし撲られでもしたら、ひと溜まりもないでしょう」

「確かに……ハッハッハ……」

 二人は互いの挙動から目を離さないまま笑った。

 和やかな談笑に見えるが、一触即発の空気が張り詰めている。

「お忙しいのに突然申し訳ありません」

「いや、大丈夫ですよ……」

 増本は綾波にソファに座る様に促した。

 綾波が首を振る。

「すぐにおいとましますので……」

 すると、受付嬢がトレーに紅茶を載せて入ってきた。

「立ち話も何ですし……さあどうぞ」

 増本は、ポケットに忍ばせていた小さな紙包をそっと取り出し、綾波の目を盗みカップに素早く入れる。白い粒子は、一瞬でカップの中でその形を無くしていった。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ