この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第65章 castle in the air
「智也社長がいなくて大丈夫なんか?」

 真理が眉をひそめた。すると、ゴールドはまじろうに扮した健人が胸をバーンと叩いた。

「その辺は、この応援団長であり、警備隊長の俺が!」

 どや顔で宣言する。

「あ――?健人が――?なんだか頼りね――な」

「頼りにしてくれよ!伊達にチンピラやって無かったからな?」

「何の自慢にもならないわよ!そんなのっ」

「ぎえ――っ」

 マイカに思いきり足を踏まれ、健人は声を上げながら片足でピョンピョン跳ねた。

「警備隊の中には、プロの人達もいるし、心配はないだろうけど……志村さんがいたらねえ……心強いのになあ」

 桃子は恨めしく呟いた。

 由清がちらり、と桃子に視線を送り、また目を逸らすと時計を睨む。

「……志村さん、ヤボ用で遅れる……とか言ってたけど、何の用事か誰か知ってる?」

 皆が首を傾げた。

「俺らのプロデューサーなのに、あり得ねぇよな――!可愛い可愛いプリキーの晴れ舞台だってのに!」

 憮然とする真理に、由清がニンマリと笑う。

「何だかんだ言って志村さんがいないと物足りないんだろ?」

「ば、バカ――!違わあ――!」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ