この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第65章 castle in the air
「全く、しょうがないヤツだよな……こんな可愛い恋人を心配させるなんて」

 祐樹が、ふと真顔になり真剣な眼差しを向けるので、美名はドキドキしてしまう。

「よっく言うよ!お前だって、ほなみちゃんや俺らに散々気を揉ませた事があるでしょ――?」

 三広は鼻血が止まったらしく、晴れ晴れした顔で祐樹の背中を指で突っついた。

「あれ、そうだったっけ?」

祐樹は舌を出した。

「き――っ!お前、リーダーの俺がっ!今までどれだけ苦労してきたと――!」

 三広が祐樹を追いかけ回し、テントの中で運動会が始まってしまう。

 健人を始め、他の男子がまだ応援コールをする中で、桃子とマイカは飽きてしまい、テレビ画面を見つめて肩を竦めた。

「本っ当、男のひとって、バカみたい」

 マイカは、血管が切れるのではないかと思う位に、額をピクピクさせながら叫ぶ健人を見てボソリ、と呟いた。

「そうだよね~」

 桃子も頷き、祐樹とじゃれ合う三広を見る。

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ