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eyes to me~ 私を見て
第66章 eyes to me~私を見て


 真理が、由清と客席を交互に見て叫んだ。



「ちょ、ちょい君達っ!反応が激しく俺と違くね!?

 こいつにスティッキ投げられて、たんこぶ出来たぞ――!」



 美名がお腹を抱えて笑うと、会場の皆も爆笑していた。

 ゴールドはまじろうの健人がリヤカーに乗せられ美名の所まで来ると、ハンカチを無言で渡す。

 リヤカーを押しているのはピンクはまじろうのマイカだったので、会場はまた爆笑に包まれた。

 美名は目を丸くして受け取り「ありがとう」と笑う。

はまじろう達は何も言わず、そそくさと袖に引っ込んだ。

 クスクスという笑いが漂う中で美名はハンカチで涙を拭う。



「……失礼いたしました!ステージでは泣いちゃいけないって頑張ったんですけど……まだまだ修行が足りませんね、私!

今日は、来てくれたお客様達にも感謝!

ボランティアで駆け付けてくれた人達にも、一杯のありがとうです!」

「皆――ご苦労!しっかりと働いてくれたまえ!」



 真理がふんぞり反って鼻を鳴らし、笑いに包まれた。



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